SIM(シム、Subscriber Identity Module)は、薄く小さなカード体で、内部にICチップが封入されている。
スマホなど、移動通信の契約情報(電話番号)などが記録されている。
表面の金色は、金メッキされた電極。
時代の変遷により、大きさが3種類流通している。
現在(2019年)は、電極部分のみの最小単位になっているので、これ以上の小型化は無いと考えられる。
携帯機器の購入の際には、SIMの大きさを選ぶ必要がある。
アダプタを使えば、小さいSIMを大きいSIMとして使うことができるが、大きいSIMを小さくするには余白部を切る必要がある。
三種のSIM:OCNモバイルoneのサイトより。
しかしSIMは、契約会社の所有であり、2000円~3000円の手数料を払って交換する必要がある。
交換の際には日数がかかり、この間の携帯機器の使用ができないという不便がある。
このため、使用者により勝手にSIMカットが行われている現状がある。
この不合理性の解消策として、当初より3サイズに対応できるマルチカットSIMが提供されるようになった。
マルチカットSIMは、機器に必要な大きさが違っても、使用者が簡単に大きさを変えられる。
Docomo携帯(ガラ携)の標準SIMサイズを、iphone5sに入れて使えないかを検討。
カットすることもできる(自己責任)が、どうやら無理がありそう。 (チップを破損させ使えなくなることがある。)
切断によってチップが使えなくなるのは、内臓チップが大きいことがあるため。
標準サイズSIMから、microSIMサイズへの切断は問題なさそうであるが、iphone5sは、nanoサイズで最小なので、チップを一緒に切ってしまうことがある。