ウヰスキーは本当においしいと思います。 20才台のころ、ソニービルじゃなかったけなー展示してあった、ウイスキーのミニチュアの樽があったんです。 で、ちゃんとコックが付いていて、ひねるとチョロチョロ出てくるんです。
SUNTORYとか書いてあってかっこいいな。 あれ書いてあったかどうかは忘れましたけど、ちゃんとした樽で、木を寄せて作ってありました。 結構高かったと思います。
ワイン樽
こんな感じの樽が横置きになってて、x (エックス)型の木の台に乗ってるやつです。
若いときは、金(かね)なんてあれば全部使っちゃわないといけない雰囲気で、とにかくなんでも買ってましたね。
それで、樽にウイスキー詰めるわけです。 一応高い樽買ったから当時の安いウイスキー、トリスとか、ホワイトとかではやっぱり嫌なんです。 何しろ、樽で本当に熟成するって信じてましたから。 これは自分だけのウイスキーを作れるんだって。
それで結局OLDと角瓶だったと思うなー 普通の大きさのやつ2-3本入ったと思う。 トクトクトクっていういい音たてながら、上の小さい穴から入れると、木の香りがしていたような。
これって、考えてみるとブレンドウイスキーですね。
ところがところが、樽に半分も入れないうちに下からポタポタと垂れてきたわけです。 ウイスキーが。
で思ったのが、ああ最初は木が乾燥しているから少し湿れば膨張してきっちりするぞーって。
で、タオルかなんかを敷いて出かけちゃって、帰ってきたら全部抜けてた。 あらー そのあとはっきり覚えてなんだけど、とにかく湿らせよう、膨張だってんで、水に漬けたりしてたんだけど。
ほら、一応食品だから接着剤ってわけにはゆかないでしょ。 確か夏だったんだよね。 すっかりカビが生えちゃって。 樽の中見る勇気がなかったような。 で、捨てたよなー やっぱり。 あのとき、おじさんがもったいないなーって顔してたのを覚えてます。
今、そのおじさんの年齢になって、あーやっぱりもったいなかったって思いますね。 ほんと、ウイスキーの味を覚えたのは50過ぎてからですよ。 それまでは、単なるアルコール。 何がうまいんだって感じ。 今はもうウイスキーを飲むと怖いです。 うますぎて。
水割りも絶妙な割合の時はおいしいけど、基本的にもったいない。 アルコール濃度がせっかく高い高級ウイスキー。
薄めたらわざわざ安いグレードに落とすようなもの。
飲むときはオンザロック。 それも氷がなかなかとけない球状が正解。 あー うますぎて怖いってのは、これ絶対中毒になると一瞬思ったとき。
あまりにうますぎて。 こわいから普段は焼酎のお湯割りです。
やったー 今日はうれしいってときがウイスキー we 好きですよー
超高級ウイスキー