hp200LXオークション
hp200LXは、超小型コンピュターです。
でも今ではスマホよりずいぶん大きいので超は大げさになってしまいました。
でも、当時はDOS/Vパソコン全盛期。
大型なdesktopパソコンに、IBMのDOSを入れて、それをどうやって日本語にしようかとか言っていたころです。
大型のタワーのパソコンには、電源とHDDとマザーボードと・・・・
とにかく大きくて、うるさくて、電気食い。
それが、なんとポケットに入ってしまうという高性能。
そして、そしてHDDどころか、5インチフロッピー全盛のころに、DOSがROMで入っていたんです。
ROMですよ。 信じられますか? リードオンリーメモリにDOS(バージョン5)が入っていて、さらにロータス123まで入っていた。
当時の表計算ソフトの最高峰です。 10万とかしました。
しかもしかも、単三乾電池2本で動いて、PCMカードが読めて。
カードを変えればFAXにもなって、電話にさえなって。
あー夢のような機械でした。
いや。 いまでもその威力は衰えていません。
いまだに代替(かわるもの)がないのです。
だって、ありますか?
歩きながら、考えたことをそのまま入力できる。
日本語もATOK8とVZエディタでさくさく。
子プロセスで、広辞苑とか、リーダーズ英語辞典、マイペディア百科辞典を参照しながら、引用までできて。
(電子ブックをフォルダにして使えたんです。)
電子ブック辞書ディスク
今の電子ブックとはちょっと違います。
辞書データの入った光ディスクカートリッジです。
とにかくキーボードが秀逸なんですよ。
ちっちゃいのに、ファンクションキーとテンキーにさらにアプリケーションキーまで。
これが決定的に平面パネル上の仮想キーボードとはキー操作の効率(速度、低誤操作)が違うんです。
たぶん、軍用とか宇宙用に考えてられていると思います。
あといろいろな改造があって、バックライトの改造まで流行って。
完璧な一生もの。
ただし、筐体の樹脂が劣化して。 液晶が化学変化で劣化して。 それだけが欠点。
だから、オークションで入手するしかないのですよ。
hp200LXを10年以上修理改造してきましたから。 http://1.lx-rest.com/